今から2年前の2020年5月頃、始めて間もないアクアリウムの要領で
釣り餌 水槽 を立ち上げて
釣り餌を飼育(管理)しておりました。

その後、2年が経ち、アクアリウムの知識も増えました。
多少は進化した
釣り餌 飼育水槽 を紹介させて頂きます!
どんなイメージでしょうか
まず、アクアリウム未経験の方ですと
釣り餌飼育ったってあれでしょ!
ようは、海水を入れて
ほらあのブクブクいれときゃいいでしょ?!
簡単!簡単!
と、なってしまうのではないでしょうか?
実際、僕がそうでしたw
まぁそれでも数日は生き延びるかもしれませんが、1週間は厳しいかもです。
なぜななら”カニ”にしろ”イソメ類”にしろ”エビ類”にしろ排泄をするからです。
その排泄物がアンモニアになりそれが生物にとって猛毒となってしまい★になってしまうのです><
では、どうすれば良いのか?
ずばり
水換え
です!
が、毎日毎日水換えなんて出来ませんよね?
いや出来るという方は水換えすればOKです!ブクブクだけで飼育可能です!
(水換えを毎日すればブクブクなしでも結構生き延びます)
まぁ全換えではなく水槽内の水の1/3を変えるだけなので出来ない事もありませんね。
ではアクアリウムをしている人はどうするのか?!
正確には釣り餌飼育は海水なので僕がやっている淡水の熱帯魚、水草とは違うジャンルです。
(アクアリウム=淡水 マリンアクアリウム=海水)
シーバス釣りと渓流釣りとの違いに近いか?
(; ・`д・´)<イヤ チカクナイ
一番簡単な方法
どの家庭にもしまい込んである小型水槽を出してきます。
えっ?!
持ってない?
ではこちらなどは、どうでしょうか?
こんな簡単なセットでも良いです。
このセット水槽だけでも青イソメ、カニ等は飼育出来ます。
いや、最近見ていなかったけどこの値段でこれだけ入っているのか?
メチャお得ですね。欲しいな。。。
■水槽
に海水を入れる
■エアーポンプ
を
■エアチューブ
で
■ロカボーイ
につなぐ
■パワーアップパイプ
をロカボーイにつなげて水面近くに水流を作る
で、完成です。
カニを飼育する場合は何を入れて陸地を作るといいかもです。
だがしかし!
上記水槽セットでも釣り餌飼育は可能です。
週に2回ほど1/3の海水を換えれば出来ると思います!
一番コストと手間のかからない方法です^^
しかし、より快適に長期に渡って飼育しようと思うとなれば
”ろ過”
の強化を考える必要があります。
ろ過フィルターの種類と違いについては下記を参照ください。

で、上記のセットについているようなフィルターを投げ込み式と言います。
これはこれで循環に必要な
生物ろ過・物理ろ過・吸着ろ過
をカバーしてくれます。
ただ、サイズ的に小さい!
水をキレイに保つためには
バクテリアとの共存が必要不可欠なのです!
バクテリア?
目に見えないバクテリア
今だに僕も謎ですw
空気中にいるようですが、、、
納得いきませんw
でもまぁこの目に見えないバクテリアをまず水槽内に住んでもらう事が重要なのです。
バクテリアの働き
簡単に書くと
生物からの排泄物を
バクテリアAさんがアンモニアに変換
そのアンモニアをバクテリアBさんが亜硝酸に変換
その亜硝酸をバクテリアCさんが硝酸に変換
水換えにより硝酸を薄める
なります。実際にはもっと複雑でしょうし水槽内で自然界と同じサイクルを作るのは難しい事でありそこが面白いところでもあります。
つまり
上記のような簡易セットでも
カルキ抜きした海水を入れて何も生物を入れない状態で2~3週間放置する必要があります。
その間に大気中より水槽内にバクテリアさんが降臨します。
で、話しは戻り、ロカボーイのような投げ込み式のフィルターだとそのバクテリアさんがお住みになる場所が少ないのです。
底面の石と綿部分に定着するとは思いますが全然足りません。
と、いう事で釣り餌管理のステップアップの為に次にするのは
バクテリアの住処を確保
バクテリアが水槽内で住む場所は上記の簡易水槽ではロカボーイの中しかありません。
そこで更なる場所を追加するには水槽の底に砂利を入れる方法があります。
ただ、この中に”イソメ”も飼うよという場合は砂利より”イソメ”が潜れる方が良いのでこちらをオススメします。
これは”ろ材”というモノでバクテリアの住処にもなり水をキレイにしてくれます。
尚且つ、イソメも潜れるw
カニも潜れる^^
すぐに飼いたい
バクテリアが必要なのはわかったけどすぐにエサを飼育したいんだよ~
という方は、空気中から降臨するのを待ってられないと思いますw
そんな時は強制的にバクテリアを補充します!
バクテリア剤であればどのメーカーでもよいです。
(釣り餌なので)
★ここで訂正(2022/9/21加筆)
バクテリアは淡水と海水では種類が違いました。
コチラを↓

ここで僕の現在の水槽紹介
これが設計図です(; ・`д・´)
そう上下2段のシステムにしております。
ショボっ!
ゴミ捨て場ですか?
とは言わないで~www
意外と水跳ねするので屋外に設置しています。
どんなエサが飼育可能か?
基本、釣り餌屋で売ってるエサならどれでも飼育できそうです。
ただ、一つの水槽で数種類のエサの飼育となると
住み分けが必要になってくるのとエサの数量が多いと水質管理が難しくなります。
ちなみに、現在僕は一つのシステムで
岩ガニ、青イソメ、イガイ(カラス貝)
を飼育しております。
清掃した時の状態
これが下段の水槽です。
ろ材と一緒にカニが居ます。
↓水槽とセットで付いていたろ過フルター
(掃除した割にはキタナイw)
↓内部はこんな感じ
ろ過フィルターが2枚と横にポンプがあり上部にろ過した水を出す仕組みです。
↓ペットボトルをカットした物にウールマットをそえて
↓水中ポンプをセット
↓下段の水は付属のフィルターで水を回しつつ水中ポンプで上段の水槽へ水を汲み上げます。
↓さらに下段には別のろ材を洗濯ネットに入れてカニの陸地を
↓上段水槽の裏
↓上段水槽の排水パイプ
このパイプをどれだけ出すかで上段の水位が調整出来ます。
合体!!
↓上段排水パイプを設置
↓キッチンのシンクの排水ネットにウールマットを入れて物理ろ過
↓排水パイプにゴムで付けます。
↓海水注入
塩分濃度を計測してみます。
えっ?!
マジか?!
メーター振り切ってる(汗)
水で薄めますw
適正濃度になりました。
次にPHチェック
うー---む
淡水のアクアリウムに丁度良いPH
(; ・`д・´)
マリンアクアリウムの最適なPHは”8”あたりのようなのでPHを上げたいところです。
近所の海鮮屋さんから廃棄するカキ殻をもらってきましたw
これでPH上昇するかな?
~数日後~
若干上がりましたが、まだダメです。
そして水質チェック
キレイに見えていても水質は分からないものなのでコチラを使います。
5in1が海水用
右にあるのは6in1で淡水用です。
水槽の水に漬けて1分
ぎょえ~~~~!!
亜硝酸、硝酸がデスゾーン
とりあえず水換えを行います。
まとめ
と、まだ僕も手探りで進めておりますが、1か月前に採取したイガイ、カニは元気です。
(青イソメは釣りで消費済)
でも
★夏場は飼育は諦めて現地採取するか買ってくるw
エサを飼育するといいつつ諦める発言w
→やはり飼育水槽の水温上昇が一番の課題です。
自然界もそうですが、29℃を超えるとイガイ(カラス貝)も死んでしまうと言われております。
それを回避するには、
■扇風機で水槽に風を常に送る→水が蒸発するので水を毎日補充する必要あり
■循環している水の途中にアクアリウム用のクーラーを組み込むのが一番簡単で効果的ですが導入コストが非常にかかります。
ちなみにお値段は大体2~5万円でしょうかね
なので夏場は飼育はしない事にしております。
(扇風機を使うにしてもエサ水槽へのコンセント数を今以上増やしたくない)
どこまでこだわるかでコストも変わりますが、最初の簡易セットのろ過力を上げれば安くできますね!
コメント
カニさんだけならフタ付き発泡スチロールの箱に、逃げ出さないように上部にキッチン用アルミ箔貼ってカニさんが沈没しない程度の海水を
入れて毎日海水変えれば数ヵ月は生きてる。
カラス貝は以前書いたように水道でよく洗って新聞にくるんで野菜室に入れとけば10日は持つ
コメントありがとうございます^^
以前は野菜室に入れていたのですが、妻に見つかって使用できなくなりました><
昨年の名港のカラスが8月には口を開けて落ちてしまったので飼育して秋までもたないかと試行錯誤しております。
まぁミジ貝を使えばいいのですけどね^^